2024-07-11 「毛細血管」を鍛えて免疫力を上げ病気を伏せぐ 髙倉伸幸著
「ゴースト血管」の名付け親でもある医師が、健康な毛細血管にするための具体的な方法を「食事、運動、自律神経の調整」の面からわかりやすく紹介しています。
2024-07-11 「感情を毒にしないコツ」大平哲也著
ドキリとするタイトルです。
著者は本の中で「感情を変えるのではなく、行動を変えよう」と言います。
感情を整理して対処することも大切ですが、説明できない不安や、解決策がみつからない問題はそのままにして、とりあえず運動する、歌を歌う、映画を観に行くなどしてリセットさせる。
私自身は深呼吸や早朝に歩くことの効果も感じています。
2024-03-22 「よねさんの免疫力アップの食卓」米澤佐枝子著
ガンの食事療法として当会が推奨している玄米菜食を少しゆるくして、家族みんなで楽しめる内容です。彩り豊かで食欲をそそるメニュー。ご飯やおかずの他に体にやさしいおやつも載っています。
「生還者の声」で取材させて頂いたご縁で、米澤さんご本人がプレゼントしてくださいました。この場を借りてお礼申し上げます。
2024-02-28 「ストレスゼロの生き方・心が軽くなる100の習慣」テストステロン著
ガンに関する本ではありません。2019年に出版された本です。著者のテストステロン氏はツイッターのフォロワー数が88万人以上。筋トレとスポーツ栄養学の普及活動をしているそうで、栄養学についてはさておき、愛のこもった歯切れのいいアドバイスに元気をもらえます。
中でも、「許可を求めるのをやめる」「でも、と、だってを捨てる」「他力本願を捨てる」「余力があるうちに逃げる」「感謝の姿勢を貫く」「健康的な生活リズムを貫く」「当たり前を貫く」「根拠のない自信を持つと決める」「目標達成のためには何でもやると決める」「気乗りしない誘いは断ると決める」「やりたいことはすぐにやると決める」「自分の機嫌は自分で決める」「自分の気持ちに素直になると決める」は闘病中に実感したことでもあります。著者が最後に力説する「筋トレする」は、筋肉は体温を上げて血行を良くするので、積極的に取り入れようと思いました。
2024-02-19 「ワッハハ佐枝子のひまわり人生」米沢佐枝子著
1999年に発刊された本です。
著者の米沢佐枝子さん(1943年静岡県生まれ)は夫の転勤先のブラジルでマクロビオティックで肝臓病をなおします。けれど1974年発症し余命1年と告げられた子宮ガンは治せないまま帰国。
「あなたと健康」に入社し、1981年にはガンであることを隠したまま料理教室の講師に。米沢さんは思い悩みつつも東城百合子氏を初め、いろんな出会いと経験の中で心と体の関係を学んでいきます。そして1988年にガンは自然治癒していました。
米沢さん独特の語り口と、その根底にあるユーモアと暖かさは、読者を明るく前向きな気持ちにしてくれます。
米沢さんはYouTubeの「ひまわり健康料理教室」でとっても楽しい料理教室を配信しています。
視聴は下記または「ひまわり健康料理教室」で検索。
https://www.youtube.com/watch?v=r1w5nPmctT8
2023-06-29 「がんステージⅣ克服」杉浦貴之編著
今年6月に出版されたばかりの本です。
乳がん、中咽頭がん、子宮頸がん、成人T細胞白血病、原発不明がん、スキルス胃がん、胆のうがんのいずれもステージⅣという厳しい状況から生還された人達の体験談。
それぞれにリアルな人生があり、病を通して自分の命をつかみ取っていく姿に引き込まれます。読むと元気と勇気が湧いてきます。
また闘病中に取り組んでいたことはもちろん、なぜ病気を克服することができたのかについて、自身も腎臓がんを克服した杉浦氏が考察を加えていて、闘病するにあたってとても参考になる本です。
この本に登場する春名伸司さん、白駒妃登美さん、杉浦貴之さんには、当会の講演会でもお話していただきました。
2022-08-12 「家庭でできる自然療法」東城百合子著
知る人ぞ知る自然療法の名著。
自然療法にはエビデンスがないと一刀両断されがちな世の中で、よくぞ本にまとめて下さいましたと、読むたびに今は亡き東城百合子先生に感謝する一冊です。
お盆が近づくとなぜか読みたくなるのは、この本にはご先祖様達の知恵と愛があふれているからかもしれません。
2022-06-21 「ガンに打ち勝つ患者学」 グレッグ・アンダーソン著
この本の著者グレッグ・アンダーソン氏は余命1か月の肺ガンを克服し、その体験と数多くの生還者たちにインタビューして得た、ガン克服のために共通した原則を広めるべく「全米ガン回復財団」を設立した人です。
本書では、西洋医学を受け入れつつも、それだけに頼り切るのではなく、自分が主導権を持って取り組んでいくことの大切さを、末期ガンから生還した1万5000人の経験に学ぶという形で紹介しています。
ガンと診断されてパニックになっている時にお薦めの一冊です。
2022-02-16 「僕は死なない」刀根 健 著
4月17日に開催予定の第20回講演会の講師、刀根さんが書かれた闘病記です。
肺ガン4期を発病後、わずか1年の間に脳、両眼、肝臓、腎臓、脾臓、全身の骨と転移し、しかもその全てが消失するという劇的な体験が書かれています。
ご本人の生の声での体験談が今から楽しみですが、その前にぜひ一読されてみてください。
深刻なのにユーモアがあってスピード感あふれる話に引き込まれます。
2021-06-10 「すい臓がんステージⅣから還ってきた男」 川嶋勝美著
この本は平成30年4月に出版されたものです。一般的に厳しいとされるすい臓がんからの体験記は読むと勇気がもらえます。
本の執筆にもつながったという日野原重明氏のいくつかの名言の中にある「誰しも幸福を望みますが、それを実践することにおいては極めて鈍感です」という言葉。
川嶋さんは、ご自分の心と身体を見つめなおし、地道にそれを実践されたのでした。
2021-05-12 「がんが消えていく生き方」 船戸崇史 著
内容については本書を読んで頂くとして、著者のプロフィールです。
船戸崇史:愛知医科大学卒業後、消化器腫瘍外科医となるも、西洋医学だけでの治療に限界を感じ、統合医療の病院を開業。そして、自らもガンを発症。
この本を読んでいると気持ちがリラックスしてきます。
それでいてガンと真摯に向き合っていて、闘病生活を送る上での実用書としてとても役に立つ一冊だと思います。
2021-04-13 「がんからの贈りもの」 中島康夫 著
第10回講演会で体験談を話して下さった中島康夫さん(前立腺ガン4期)の闘病記です。
闘病中に取り組まれた事が心身両面から詳しく書かれています。
中島さんには「生還者の声」にもコメントを書いていただいています。
2021-02-22 「がん五人の名医に生かされて」長友明美 著
第19回講演会の講師:長友明美さんが書かれた本です。
統合医療について、患者の立場から学べる一冊です。